平成22年12月議会において、交野市議会議員定数削減(現17名から15名、2名削減)を提案いたしました。
議長から総務文教常任委員会へ審議が付託され、慎重審議の結果、平成23年3月議会初日(平成23年2月28日)に賛成多数で可決されました。
これにより、交野市議会の次の選挙(平成23年9月4日告示、9月11日投開票)から議員定数15名となります。
議案を提出した9名の賛成者を代表し、提出者としてその提案理由をご報告します。
既にご承知の通り、交野市においては、厳しい財政状況が続く中、多くの市民の皆さまのご理解とご協力のもと、平成22年度から第二次財政健全化に取り組んでおります。今、本市に求められるものは、市民、行政、議会が一致団結してこの難局を乗り切っていくという基本姿勢です。それぞれの立場でできるかぎり骨身を削り協力していけば、必ず財政再建は実現すると考えます。そのためには、市民の代表である議会が先頭を切って財政再建のために懸命な努力をしなければなりません。現下の厳しい社会経済状況も踏まえ、行財政改革の推進の一翼(いちよく)を担う交野市議会みずからが、なお一層の減量化を図ることを多くの市民の皆さまが注目し、期待されているものと認識しております。もちろん、議会は議決機関として大きな権能と重要な責務を担っております。議員定数の減少がかかる機能の行使や責務の遂行に障害とならないよう、私たち議員はこれからも、一層の努力をしなければならないと考えます。
以上の理由により、現行の議員定数17名と規定されているところを2名減の15名に改めることを提案いたしました。削減効果は、議員1人当たり年間約1千200万円の歳費が必要であることから、2名減によりおよそ2千400万円が削減される見込みです。
市民の皆さまにおかれましても趣旨ご理解いただき、引続きご支援賜りますようお願い申し上げます。
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野口陽輔 |
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